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ライフオーガナイザー®️井手本亜希さんが綴る「くらしのととのえかた」第2回☆小学生の教科書収納・押さえておきたい3つのポイント

【第2回】小学生の教科書収納・押さえておきたい3つのポイント
マスターライフオーガナイザー®の井手本亜希です。
入学・進級から約10日。
学校で使う教科書や学用品類の配布が終わり、全量が把握できた頃ではないでしょうか。
この時期に教科書収納の仕組みを整えておくと、1年間忘れ物なく過ごすことが出来ますよ。
前回は、新入学や進級時に押さえておきたい片づけのポイントについて記事にしました。
引き続き今回は、教科書収納の仕組みで押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
1.宿題をする場所と収納場所の距離は短く
まず1つ目のポイントは、「使う場所と納める場所の距離を短くすること」です。
この距離が遠ければ遠いほど、片づけるのが面倒になり使った場所に置きっぱなしになりがちです。
わが家では宿題をする机の隣に、収納ラックを並べています。
収納する場所は、机のすぐ隣にランドセル(赤い○印)、その隣に教科書(青い○印)です。
宿題をする時、時間割をする時、どちらの時もランドセルとの距離が近いため、他の場所に出しっぱなしになることがありません。
2.教科ごとに分けて収納
2つ目のポイントは、「教科ごとに分けること」です。
最近の教材は教科書とノートだけでなく、教科によって資料集やドリル、ファイルなどの副教材があります。
それらが教科ごとに収納されていることで、時間割がとても楽になります。
更に、時間割が終わった後で翌日予定されている教科の収納場所に残っている教材があれば、その時点で忘れ物に気づくことが出来るのです。
全教科ひとまとめに本棚に立てるよりも、分けてあるだけで格段に管理がしやすくなります。
中学生になれば教科の種類も教材の量も格段に増えますので、小学生のうちから管理方法を身につけておくとよいですね。
また、下の写真のように収納する場所が分かるように、教科ごとにラベルをつけておくとよいです。
ラベルをつける場所は、目線を意識して分かりやすい位置に貼り付けます。
わが家の場合、腰より低い場所なので、収納場所の手前に上から見えるように貼り付けています。
わが家の場合、腰より低い場所なので、収納場所の手前に上から見えるように貼り付けています。
ラベルの色は「教科ごとに色がイメージしやすいタイプ」のお子さまの場合は色分けし、「多くの情報が雑多に感じるタイプ」のお子さまの場合は白色などの統一した色のラベルにするとよいでしょう。
家具に直接貼り付けることを避けたい場合は、クリアファイルなどに貼り付けて収納用品の下に敷くと張り替えの際も家具を傷つけることがありません。
3.出し入れしやすい収納
3つ目のポイントは、「出し入れしやすい収納方法にすること」です。
事務職の経験がある方は、書類の収納といえば机の一番下にある大きな引き出しを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
学習机を購入された方は引き出しを教科書収納に使われるケースが多いですが、少しハードルが高いかもしれません。
なぜかと言うと、
・引き出しを開けるというアクションが増える
・仕切りが狭い
・位置が低い
・見えない(引き出しを閉めていた場合)
このような理由から、お子さまにとって使いにくい収納であると言えます。
出来れば机の上またはランドセルラックのような場所に、出し入れしやすい収納場所を設けたいですね。
毎日のことだからこそ、簡単な仕組みを
教科書収納のポイント、いかがでしたでしょうか。
毎日出し入れする教科書だからこそ、簡単に出し入れできる仕組みを作っておくことが大切ですね。
お子さまの新生活に、少しでも参考になれば嬉しいです。
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